スペイン、バルセロナ発--サムスンは、同社の新スマートフォン「Galaxy S5」に搭載されている指紋スキャナについて、詳細を多くは明かさなかったが、筆者は当地で開催されている展示会で、このセキュリティ機能を設定し使用する機会を得た。
まずは基礎的なことから書いてみたいと思う。サムスンのセンサは画面の下部にあり、筆者が当初考えていたようにホームボタンに組み込まれてはいない。指で端末のロックを解除するには、0.5インチ(約1.3cm)ほどの光の筋に沿って、端末の下部からホームボタンまで下方向にスワイプする。
指紋が完全に読み取られるように画面のセンサ部分で指を8回スワイプした後、設定はわずか数分で完了した。登録できる指紋は、自分または他人の指紋を合わせて3つだけである。
スワイプ領域は、縦長の狭い範囲にかなり限定されているようだ。つまり、指をほぼ垂直方向に向けておく必要があり、したがっておそらく、指でロックを解除する際にはもう一方の手でGalaxy S5を持つ必要があるだろう。筆者は人差し指を登録した。
指紋のスキャンはかなりうまく動作したが、筆者は、指を正しく配置していなかったり、速く動かしすぎたりして、何度か失敗した。失敗した場合は、4桁のバックアップPINによって端末にアクセスすることもできる。
全般的に、筆者はサムスンの生体認証によるロック解除方法を気に入っており、特に、PayPalの指紋スキャン認証プログラムを利用して商品を購入しようという場合は使用したいと思う。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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