中国は、米IT大手のGoogleとAppleが圧倒的優位に立つモバイルプラットフォーム市場の現状を打破すべく、「China Operating System」(COS)と銘打った独自プラットフォームを発表した。
中国が国家として承認し、政府が資金を供与したこのOSは、中国科学院ソフトウェア研究所(ISCAS)とShanghai Liantong Network Communications Technologyによって共同開発されたものだ。中国のSina(新浪網)ニュースが現地時間1月16日に報じた。
COSはLinuxをベースにしており、PCやスマートフォン、タブレット、セットトップボックス向けのOSとして機能し、HTML5アプリもサポートする。しかし、21cbh.com(21世紀網)の報道によると、「安全上の懸念」からCOSはオープンソースシステムにはなっていないという。
このOSには、Appleの「App Store」とよく似たアプリ用のポータルが用意されている。
インターネット上にアップロードされているCOSのプロモーションビデオから判断する限り、このOSの見た目や機能は「Android」と非常によく似たものとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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