Googleは米国時間12月5日、「Google Calendar」のデータをZIPファイル形式で保存できる機能の提供を開始した。複数のカレンダーを使用している場合は、すべてのカレンダーを保存することも、一部のカレンダーを選択して保存することもできる。手順はいくつかのステップを踏まなければならないが、比較的簡単だ。
まず「Gmail」にログインし、右上隅にあるアカウントの画像をクリックして「Account」というリンクを選択する。「Accounts」のページが開いたら、「Download your data」というリンクをクリックし、それから「Create Archive」ボタンをクリックする。
すると、エクスポートに対応している全サービスのリストが表示される。すべてのデータをダウンロードする必要はないはずなので、Google Calendarのチェックは残して必要のないサービスはチェックを外す。すべてのカレンダーをダウンロードするか、一部のカレンダーだけをダウンロードするかを選択するには、Calendarの隣にある「Edit」ボタンをクリックする。カレンダーを選択したら「Done」ボタンをクリックし、続いて「Create Archive」ボタンをクリックする。
すると、ZIP形式のアーカイブが作成される。次に、「Download」ボタンをクリックし、入力を要求されたらGoogleのパスワードを再入力する。これで、ファイルをハードドライブに保存できる。ZIPファイルを解凍すると、予定データ用のフォルダやプロフィールの写真用のフォルダなど、いくつかのフォルダが現れる。予定データはICSファイルの形でフォーマットされているので、バックアップとして保存したり、「Yahoo Calendar」「Outlook」「iCalendar」および同様のサービスにインポートしたりできる。
5日に投稿されたブログで、GoogleのソフトウェアエンジニアであるNick Piepmeier氏は、同様のバックアップ機能をGmailに対して今後1カ月をかけて順次提供していくと述べている。「Google Contacts」「Google+」「YouTube」「Google Drive」などのサービスからもGoogleデータをダウンロードすることが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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