リボルバーは11月12日、ソーシャルネットワーク基盤「Revolver」の正式版を公開した。
Revolverはユーザーが独自のSNSを構築できるサービス。HTMLやCSSなどの知識を必要とせず、最短数分でサイトを公開可能。サイトは、Pinterest風の写真中心のものと、文字を中心とした一般的なブログのフォーマットを選択可能。ロゴや背景画像などのカスタマイズもできる。
PCやMacのほか、スマートフォンやタブレットでも閲覧できるレスポンシブデザインを採用する。また、App StoreとGoogle Playから専用アプリをダウンロードして、閲覧、編集が可能。また、デジタルコンテンツの販売にも対応する。
現在は日本語のほか、英語、中国語(簡体字、繁体字)に対応。年内には韓国語、タイ語、インドネシア語、フランス語に対応する予定。
会員数1000人までのSNSを構築できる一般ユーザー向けの「BASIC」プランは無料。中小企業やプロシューマー向けの「PRO」は年額1万500円、大企業向けの「ENTERPRISE」は年額10万5000円となる。それぞれ会員数や管理者数などが異なるほか、外部RSSの読み込み対応など、機能に差異がある。
リボルバーではこれまで、芸能人や著名人、ハイファッションブランドなどに限定してRevolverを提供してきた。今回その機能を一般に公開。幅広い利用を狙う。
企業や著名人が、Facebookのような大規模SNSから口コミを喚起し、オウンドメディアに層客するという動きが起きているが、オウンドメディア自体がソーシャル化できていない場合、来訪者をもてなすことができず、来訪者と運営者、来訪者同士のコミュニケーションもできない。最終的に収益化にもつながらない--リボルバー代表取締役社長の小川浩氏は、このようにオウンドメディア運営の課題を語る。
こういった課題を解決するのがRevolverだという。同製品によって、安価でソーシャル対応したオウンドメディアを構築できるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス