モバイル決済を手がけるSquareが2014年に株式公開に踏み切るかもしれない。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間11月6日に報じた。
「この件に詳しい情報筋」がWSJに語ったところよると、Squareは2014年の新規株式公開(IPO)に向けて、Goldman Sachs GroupやMorgan Stanleyを含む金融機関と協議しているという。しかし、現在のところは何も確定していないようだ。同じ情報筋からの話として、Squareはまだ幹事行を決定しておらず、IPOの時期も変動する可能性があると同報道は伝えている。
これが事実であれば、Squareの共同創業者であり最高経営責任者(CEO)でもあるJack Dorsey氏は2つのIPOを立て続けに手がけることになる。この報道は、Dorsey氏が共同創業者として名を連ねているもう1つの企業、Twitterの株式公開日である11月7日を目前に控えた段階で出てきたものだ。Dorsey氏は以前から、これら2つの企業の株式公開についての核心的な回答を避けてきている。また同氏は9月に、IPOがSquareの最終目的ではないとBloombergに語っていた。
別の匿名情報筋がWSJに語ったところによると、内部予測による同社の売り上げは2014年に10億ドル近くにまで達しようとしており、Dorsey氏は2015年にSquareを黒字化させる計画だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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