縦長のウェブページを1枚のPDFで保存できる「Web Snapshots」

アプリ名:Web Snapshots
金額:無料(2013年10月29日時点)
カテゴリ:ツール
開発:Trans-code Design
使用端末:Xperia Z SO-02E
おすすめ度:★★★★☆

 「Web Snapshots」は、縦長のウェブページを1枚のPDFに変換して保存できるアプリだ。外出先ではネットワークに接続できないデバイス上であらかじめ保存しておいたウェブページを表示したり、ページの魚拓を取るなどの用途に適している。

 このアプリは直接起動するのではなく、ブラウザの共有機能から呼び出して利用する。PDFに変換したいウェブページをブラウザ上で表示した状態で、「共有」を選び、表示されるアプリ一覧の中からWeb Snapshotsを選択する。

 アプリが起動するとウェブページのプレビューが表示される。右下に表示される半透明のメニューから、Full PDF(ページ全体)もしくはScreen PDF(現在表示している範囲のみ)を選ぶことで、PDFへの変換が実行される。完了すると、表示するか、共有するかといった選択肢が表示されるので、必要なメニューを選ぶとよい。その場でファイル名をリネームすることも可能だ。

  • PDFに変換したいページをブラウザ(ここではChrome)で表示した状態で、共有メニューを起動し、表示されるアプリの一覧の中から「Web Snapshots」を選ぶ

  • アプリが起動し、プレビューが表示された。右下に半透明で表示されているメニューの中から、Full PDF(ページ全体)もしくはScreen PDF(現在表示している範囲のみ)のどちらかを選ぶと、PDFへの変換が実行される

  • 変換が完了すると次の操作を選ぶ画面が表示される。表示したい場合は「view」、共有メニューを経由してメール添付で送付するなどの場合は「share」を選んだのち、下段のファイル名をタップする

 ページ全体か表示範囲だけかを選ぶ以外にはオプションは用意されておらず、ページサイズや縦横の方向を指定することはできない。正確に言うと、このアプリで出力したPDFのサイズは画面の比率に忠実なので、縦に極端に長いウェブページは、縦長の1ページとして出力できる。A4サイズごとにページを分割してくれるわけではないので注意が必要だ。

 こうしたことから、どちらかというとウェブページの外観をそのまま保存する、いわゆる魚拓的な用途に適している。ページが分割されるタイプだと、見出しなどの大きな文字が途中で切断されてしまうこともあるが、1枚にまとまって出力される同アプリではそうしたこともない。極端に縦に長いページには対応しにくいが、これまでJPGやPNGでキャプチャしていたページを、このアプリを使ってPDFで保存するというのもよさそうだ。

  • 「view」で表示したところ。縦長のページであっても分割されることなく変換されるのが特徴。なおページの最下部には本アプリで作成したことを示すテキストが挿入される

  • これは「share」を経てGmailでの送信を選んだところ。ファイル名の先頭に変換日時が付けられているのが分かる

  • ブラウザの共有メニューを経由せず、URLを直接入力してPDFに変換するためのフォームも用意されているが、あまり利用機会はなさそうだ

>>「Web Snapshots」のダウンロードはこちらから

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