LINEは10月25日、2014年夏をめどに上場する方針を固めたとする一部報道について、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。
日本経済新聞の報道によると、LINEが2014年夏をめどに東京証券取引所に上場する方針を固めており、その時価総額は1兆円規模。調達した資金は海外事業の強化にあてるとされている。
同社はこれについて「今後の事業拡大のため、さまざまな可能性を検討しているが、現段階で正式に決定している事実はない」としている。
ただLINEの発表は、上場の可能性自体を否定しているものではなく“さまざまな可能性を検討している”というもの。実際のところ、業界関係者の間では、主幹事証券会社や監査法人も決まっており、LINEが上場するのではないかという話は数カ月前からの話題となっている。
ミクシィが10月1日にLINEからマッチング事業の「YYC」や結婚支援事業の「youbride」などの買収を発表した際にも、上場に向けた“身辺整理”ではないかとうわさになった。
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