Pandoraは米国時間9月11日、Madrona Venture GroupのパートナーであるBrian McAndrews氏が新たに同社の最高経営責任者(CEO)に就任したと発表した。
McAndrews氏は同日付でPandoraのCEOに就任している。McAndrews氏は以前、aQuantiveのトップやMicrosoftでマーケティングおよび広告部門の上級幹部を務めていた人物で、前任者のJoseph Kennedy氏の後を引き継ぐ。Kennedy氏はPandoraのトップを10年近く務めていたが、この3月に退任の意向を表明していた。
今回の人選は、Pandoraにとっての広告の重要性を反映したものだ。
Pandoraの創業者で最高戦略責任者(CSO)を務めるTim Westergren氏は、「当社では新しいCEOに対して極めて具体的な条件があり、適任者の人選に非常に戦略的に取り組んだ。Brian(McAndrews氏)は、まさに適任だ」と声明で述べている。「テクノロジと広告が交差する部分をこれほど理解している人物は他にいない。彼はそのことを、目覚ましい勢いで成長したaQuantiveにおいて明確に証明してみせた」
McAndrews氏は、Microsoftが2007年に60億ドルで買収するまで、デジタルマーケティング企業aQuantiveのCEOを務めていた。同氏は買収後も2008年までMicrosoftでシニアバイスプレジデントの職にあった。だが2012年になって、Microsoftは「予測されていた規模では成長が促進されなかった」として、aQuantiveの買収に費やした資金のほとんどについて評価損の計上を余儀なくされた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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