スマートフォンを安全に利用する上でも、常にとっておきたいバックアップ。一度バックアップをしておけば、機種変更をしたり、本体をフルリセットしたりした後でもデータを簡単に復元できるので、可能な限りとっておくべきだろう。だが連絡先やカレンダー、ブックマークなどのデータを個別に、しかも定期的にバックアップをとるのは面倒なもの。そこで活用したいのが「JSバックアップ」だ。
これは、スマートフォンの中に保存されたさまざまなデータをまとめてバックアップしてくれるツール。バックアップできる要素は非常に多く、連絡先やカレンダーのほか、SMSやブックマーク、辞書、さらには音楽のプレイリストなどから、好みの項目を選択してバックアップできる。これらに加え、画像や音楽、動画などのデータもまとめてバックアップ可能で、別途アプリのバックアップにも対応している。
バックアップ先も、本体に挿入したmicroSDだけでなく、DropboxやGoogleドライブ、SugerSyncといったクラウドストレージ上にバックアップすることも可能。microSDへのバックアップでは本体を紛失した時に不安だと思ったら、クラウドをバックアップ先に選ぶのもいいだろう。
もちろん、バックアップは手動で実施するだけでなく、日時を指定しておくことにより、定期的に実施することも可能。時間や頻度は自由に選択できるので、スマートフォンを使っていない時にバックアップするよう設定しておくといいだろう。
さらにJSバックアップには、バックアップの履歴を保存する「バックアップ履歴サーバ」が利用可能となっている。これをオンにしてバックアップすることで、いつ、どのようなデータをバックアップしたか、バックアップが正しくできているかなどを後から確認できる。またDropboxなどにデータをバックアップしている場合は、パソコンからバックアップデータをダウンロードすることも可能となっている。
JSバックアップは他機種で保存したデータを復元することもできる。なのでデータをこまめにバックアップしておけば、本体のデータを誤って消してしまった時だけでなく、本体を紛失した時、あるいは機種変更で新しい機種を購入した時でも、別の機種へスムーズにデータ移行ができるので便利だ。いざという時のためにも、JSバックアップを活用してデータのバックアップをしておくことをお勧めしたい。
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