エイベックス・エンタテインメントとソフトバンクの合弁会社であるUULAは2月13日、スマートフォン向け動画配信サービス「UULA(ウーラ)」を、2月14日から提供すると発表した。ソフトバンクの店頭またはUULAの公式サイトから申し込める。
UULAは、ミュージックビデオやアーティストのライブ映像、カラオケ映像、映画、ドラマ、アニメなど、6万以上(65以上のパートナー)の動画コンテンツが月額490円で見放題になるサービス。ソフトバンクのAndroidスマートフォン、iPhone、iPad(Wi-Fiモデルは非対応)で視聴できる。
オリジナルコンテンツも用意しており、サービス開始当初は、倖田來未×蜷川実花×安野モヨコのコラボによるミュージックビデオ「ピンク スパイダー」や、椎名桔平や水川あさみ、土屋アンナなどが出演するバイオレンスアクションドラマ「RETURN」をUULA限定で配信する。
ユーザーの再生履歴に基づいてお勧めのミュージックビデオを自動で連続再生する「AUTO PLAY」や、ユーザーがお気に入り登録した映像をまとめて連続再生できる「プレイリスト」、オフライン環境でも動画を視聴できる「キャッシュ(一時保存)」などの機能を搭載。スマートテレビサービス「SoftBank SmartTV」にも対応する予定だ。
なお、エイベックスでは、すでにNTTドコモと動画配信サービス「BeeTV」を展開している。同サービスとの差別化について、エイベックス・グループ・ホールディングス デジタル戦略室 担当部長の村本理恵子氏は「UULAは“音楽”という私たちの一番の強みを非常に立たせたサービスになっている。また、さまざまな音楽を楽しんでいただける機能も強化した。この2つが大きな違い」と説明する。
また、当初のサービス開始予定だった2012年12月から2カ月近く公開が遅れたことについては「商品として顧客に満足いただけるものを、どの水準で出すかをかなり社内で厳しくチェックしてきた。その結果として、今回自信をもって提供できると判断し発表した。若干の遅れについてはその部分が大きい」とした。
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