Facebook、アクセスが一時できない状態に--DNSインフラへの変更が原因

Zack Whittaker (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2012年12月11日 12時48分

 Facebookは米国時間12月10日夕方、短時間だが大規模なシステム障害に遭遇した。ネットワーク全体ではないものの、多くのユーザーが約20~25分間、Facebookにアクセスできない状態となった。

 本稿執筆ではこのシステム障害の原因は明らかになっていないが、Facebookのメインサイトもモバイルサイトもロードしなかった。「いいね!」ボタンなどの機能を外部ウェブサイトに実装可能にするFacebook APIも機能せず、ネットワーク全体の不具合を示唆していた。

 米国太平洋時間午後3時45分アップデート:多くのユーザーにおいてFacebookは復旧したようだ。20~25分は大きなサービス障害とは言えないが、世界最大のソーシャルネットワークにとっては明らかに影響が残るものである。

 今回は、Facebookが10月11日以降に初めて遭遇した大規模システム障害となる。同社は当時、欧州全体の多くのユーザーがサイトから切断される事態を不注意にも招いていた。

 米国太平洋時間午後4時、多くのユーザーはFacebookへのアクセスを回復したが、サービスへの再接続を待っているユーザーも多い。

 米国太平洋時間午後5時20分アップデート:Facebook関係者によると、今回の障害はDNSの問題に原因があるという。「我々は10日に入って、DNSインフラストラクチャに対する変更を加えたが、その変更によって、一部の人たちが一時的にサイトにアクセスできなくなった。我々はこの問題を認識し、直ちに解決しており、現在は100%回復している」(Facebook関係者)

北米および欧州のFacebookユーザーは米国時間12月10日、同サービスにアクセスした際、この画像にあるようなメッセージを目にした。
北米および欧州のFacebookユーザーは米国時間12月10日、同サービスにアクセスした際、この画像にあるようなメッセージを目にした。
提供:Screenshot by Zack Whittaker/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

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