声や音をウェブサービスのアイデアやコンテンツに使う例は多い。最近アジア圏で激しい戦いを繰り広げるメッセージング関連でもWeChatはボイスメッセージが活発に利用されているという話を聞くし、シンガポール発のBubblyや日本のballoonは音声をコンセプトとして前面に押し出している。そしてこの流れは写真にもやってきたようだ。
ビットセラーは11月27日、「FxCamera」のiPhoneアプリを公開した。App Storeにて無料でダウンロードできる。対応機種はiOS5.0以上のiPhone(3GS以降)及び第四世代のiPod touch。
FxCameraのAndroidアプリは、全世界225カ国で2000万ダウンロードを達成しており、名実ともに世界トップクラスの地位を獲得している。そして今回公開されたiPhone版には新機能「Voice Picture」が実装されている。これは、FxCameraからTwitterやFacebookなどのソーシャルウェブに写真を投稿する際に音声データを付与できるというもの。音声を付与した写真の公開ページには、写真とあわせて音声再生ボタンが表示される(サンプル)。
先日開催された開発者向けイベント「Mashup Awards 8」で最優秀賞を受賞した「VoicePic」など、音声を活用したサービスのリリースが次いている。カメラアプリのフィルターが一巡し、漫画やスタンプまで出てきた今、声や音は次の差別化ポイントとなるだろうか。
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