livertyは11月20日、オンラインストア作成サービス「BASE」の提供を開始した。
BASEは、デザインテンプレートなどを選択し、商品画像のアップロードや在庫の登録などを行うだけでオンラインストアを作成できるサービス。ウェブサイト制作の知識がなくともストアを構築できるという。
サービスの利用料金は無料。登録できる商品点数について現時点では制限は設けていないが、今後利用動向によって検討するとしている。URLについてはBASEのサブドメインのみの利用となるが、今後は独自ドメインにも対応するという。カード決済のほか、銀行振り込みや代引きに対応する。なお、カード決済については、決済手数料が価格の3.6%プラス40円かかる。
BASEの企画開発を担当するlivertyの鶴岡裕太氏は「家族が小売店をやっているが、いざ楽天などに出すとなると出店料が高い。また友人でアート作品を販売したいという声も多い。そういった人たちの商品を世に出したい」と開発の経緯を説明する。こういった背景もあり、決済や商品登録数追加で課金をする競合サービスがある中、基本機能については決済代行会社への手数料を除いて極力サービスを無料で提供できるように配慮しているという。今後はデザインテンプレートやオプション機能で課金し、収益化を図る。
livertyは法人格を持たない有志の団体。今後は利用動向を見てBASE事業を法人化することも検討するとしている。
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