「明るさスケジューラー」は、Android端末の画面の明るさを時間指定で切り替えられるアプリだ。屋外にいる際は画面を見やすくするために明るさを上げ、それ以外はバッテリの消費を抑えるために明るさを下げるといった設定変更を、スケジュールを指定して自動的に行うことができる。
画面の明るさや音量、Wi-Fiのステータスなどさまざまな条件をセットして利用環境ごとに切り替えられるアプリは珍しくないが、本アプリは画面の明るさの調整だけに特化しているのが特徴だ。単機能である分、使い方はわかりやすく、目覚ましのアラームをセットするのと同じ感覚で利用できる。設定画面も日本語なので初心者でも迷うことはない。
特徴的なのは、手動での切り替えではなく時間を指定しての切り替えに特化していること。例えば通勤時間帯の8時15分~9時までは屋外にいるので明るさを上げ、オフィスに到着して屋内に入った9時以降は明るさを下げる、といったスケジュールに基づいた明るさの切り替えが可能になる。毎日の行動スケジュールがほぼ決まっている人にとっては、手動で切り替える手間がかからず重宝する。
無料版では最大3件までの登録が可能となっている。かりに「出勤時」「昼食の時間帯」「帰宅時」の3つの時間帯それぞれで明るさの上げ下げをするのであれば、3つの時間帯×オンオフで合計6件の登録が必要になるので、無料版では足りず、有料版の「明るさスケジューラーPro」が必要になる。しばらく無料版を使ってみて、ニーズに合うようであれば有料版を検討するとよいだろう。
実際に使っていてひとつ物足りないのが、曜日別の設定ができないところ。そのため手動でオフにしない限り、休日も平日と同じ時間帯で明るさが切り替わってしまう。目覚ましのアラームと同様、曜日別の設定もできるようになってほしいところだ。
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