スマホと連携--エレコム、手持ちのメモを取り込める「マーカーシート」と「ふせん」

 エレコムは5月22日、手書きのメモや書類を専用アプリで撮影してスマートフォンに取り込むための文具“マーカーシート”と“ふせん”を6月上旬より発売すると発表した。

  • 「マーカーシート」

 手書き文字を取り込める文具としては、紙のノートとスマートフォンアプリを連携させたキングジムの「ショットノート」などがあるが、エレコムは既存のノートや手帳などに透明なマーカーシートを載せて専用アプリで撮影するとスマートフォンに取り込めるのが特長。アプリは、iOS 5.0以上/Android 2.2、2.3、4.0に対応する。

 ショットノートなどと同様、マーカーシートにも四隅に専用のマーカーが付く。撮影時に四隅のマーカーで位置を認識し、自動でゆがみや傾きを補正することで画面ぴったりに取り込めるというものだ。

 既存のノートや手帳などに透明シートをかぶせるだけで済むため、別途専用ノートを購入しなくても利用できる。自分のノートに手書きしたメモのほか、過去に作成したメモや新聞、雑誌、書籍などの取り込みも可能だ。サイズは、A4、A5、A6、A7、B5サイズの5種類をラインアップする。メモなどをしっかりと押さえることができるハードタイプと、ノートや本に挟んで持ち運びしやすいソフトタイプがあり、価格はハードタイプが1155円(A7サイズ)~1785円(A4サイズ)。ソフトタイプは945円(A7サイズ)~1470円(A5サイズ)。

 ふせん「ESB-FSシリーズ」は、書き込んだふせんメモを専用アプリで撮影すると、撮影時に形を検出し、アプリが自動でゆがみや傾きを補正してデジタル化できるというものだ。サイズの異なる複数のふせんをまとめて撮影してもそれぞれを認識し、個別にデジタル化できるのが特長。

 ふせん内にある数字をマーキングもしくはマーカーを塗りつぶした上で撮影すると、デジタル化したメモを自動分類し、4つのフォルダに分けて整理できるという。

 サイズは25mm×75mmの「ESB-FS01シリーズ」(735円)と75mm×75mmの「ESB-FS02シリーズ」(735円)、74mm×105mmの「ESB-FS03シリーズ」](945円)の3種類があり、それぞれピンク、グリーン、イエローの3色がラインアップする。


ふせん「ESB-FSシリーズ」

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