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新開発のイヤーホルダーで耳に合わせて微調整できるBAイヤホン--TDK「CLEF BA」 - (page 2)

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シングルBAのイメージを覆す力強いサウンド

 いよいよ試聴へと進む。プレーヤーにはiPod nano(第6世代)を使用。イコライザはフラットにして、iTunesで楽曲購入する際のデフォルトであるビットレート、128kbpsで聴いてみる。

  • 装着したところ。イヤホルダーのブルー、編み被服コードなどが個性的。イヤホルダーできっちり装着できるので音抜けの心配はない

 まずはロックから、COLDPLAY「Viva la Vida」。音はハツラツというよりも、情感があって奥行きが感じられる印象。ほどよく低域寄りなサウンドは壮大な楽曲のイメージを後押しし、かといってボーカルが薄くなることもなく聴きやすい。この楽曲とは相性が良さそうだ。

  • イヤーピースを外すと中身はこんな形になっている

 テクノ/エレクトロではどうだろう。「TRON:Legacy」のサウンドトラックから、Daft Punk「Derezzed」を聴く。音の解像感より迫力重視傾向。実際のクラブで聴いているような感覚が強くなる。生っぽさもありつつ、音のメリハリ、左右から出てくる音などの移動感はそこそこ感じられる。これは好みが分かれるかもしれない。

 続いてヒップホップから、Eminem&Rihanna「Love the Way You Lie」。男女の掛け合いボーカルとなる楽曲だが、中低域寄りな音づくりが功を奏し予想以上に楽曲とマッチする。リズムパートが後ろに下がり、ボーカルはエモーショナルに前面へ。メリハリの出方は悪くない。

 最後に、女性ボーカルからリファレンスの定番、Norah Jones「Don't Know Why」をチェック。歌い出しまでの細かい音はしっかり聴こえる。全体的にボーカル、楽器が少し前に出てくる感じで力強いアンサンブルだ。明るめな弾き語りを間近で聴いた感覚を覚えた。

 上記以外にもさまざまな音楽ジャンルを試聴してみたが、率直な印象としては「シングルBAはこんなにも力強いのか」と感じさせてくれる音だった。高域のキラキラ感よりも臨場感を重視するサウンドは、ライブ音源なども得意。BAならではの音の細やかさを損なうことなく、エネルギッシュな中低域を聴かせてくれる本製品は、音にこだわったディテールの仕上げと独創的なデザインなどを含め、これまでのBAモデルと違ったオリジナリティを獲得した製品と言えるだろう。

 入手しやすい価格帯でありながら、低価格のカナル型に埋没することのない圧倒的な個性とパワフルな音を提供してくれる。店頭などで是非、その音とデザインに触れてほしい。

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