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都内3つのコワーキングスペースが連携--それぞれが考えるネットワーク作りとは - (page 2)

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 co-baの入居者は100人超。IT系を中心に、グラフィックデザイナーやライター、ウェディングプランナーなどが入居し、日々賑わっている。「大田区の町工場でものづくりを活性化しようとしている人や、日中は会社員で土日で作業したりサービスを作ったりしている人などもいる。常に新しいことに挑戦しようとしている人たちが多いと感じる」(村上氏)

 入居者も増えて注目を集める中、5月にはco-ba libraryのオープンを控えるなど、独自の動きを見せるco-ba。中村氏は「コワーキングのエヴァンジェリストになるつもりではない。目的は、自分の生活を『自分ごと』として意識づけること。働く場所という意識にオーナーシップをもつのが(これまで提供してきた)co-baなら、学びの空間の『自分ごと』を作り出すのがco-ba library。与えられるのではなく、自分たちで作りあげていくことが大切」とその意義を語る。


ツクルバ代表取締役CEOの村上浩輝氏(右)、ツクルバ代表取締役CCOの中村真広氏(左)

 「利用者も含めて、場所を築きあげるイメージ。だからこそ、CAMPFIREもそうした『自分ごと』の方向性にマッチしているから利用している。スペースが出来上がる前からその過程を共有することが大事」(村上氏)

今後はコワーキングスペース以外との連携も

 TNNは当初は3カ所のスペースの連携からスタートするが、今後はさらに規模を拡大していくことも予定する。「飲食店や地方、海外だって提携しても面白い」(村上氏)。「温泉旅館だっていいと思う。(自身で創業した)paperboy&co.で開発合宿をやったのもすごくいい経験。提携、連携というよりも一緒にプロジェクトを進めていく仲間という感覚」(家入氏)

 コワーキングスペースを不動産的な視点で見るのではなく、そこでの出会いを通して生まれる人の出会いやつながりを大切にする――TNNではこれからのスペースのあり方のプロトタイプを実践しているとも言える。スペースを1つの「点」としてとらえるではなく、スペース同士の連携、それによってゆるやかにつながるネットワークが「面」となることで、新しい価値を生み出す。これが新しい働き方を示す1つの形ではないだろうか。


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