インキュベイトファンドは12月5日、投資家とスタートする「EIR(Entrepreneur in Residence)プログラム」の開始を発表した。エントリーベージで人材を募集する。
EIRとは、起業家が特定の企業の中で起業準備をする形態のこと。インキュベイトファンドによると、米国では急成長したベンチャー企業の経営陣が、EIRとしてベンチャーキャピタルに迎えられ、事業を立ち上げるケースが多いという。
今回のEIRプログラムでは、2000万~3000万円の資金を提供するとともに事業立ち上げをサポートする。立ち上げの期間中に、投資家やアライアンスパートナーとのパイプ作り、デザイナーやエンジニアを紹介するほか、最短2カ月間インキュベイトファンドからのオフィス提供や事業計画の作成など、事業立ち上げの環境を作る。
創業3年以内の起業家、半年以内の起業予定者が対象。ネットやモバイルの分野で事業プランを募集する。順次選考し、2012年1月中旬をめどに2社を決定、その後は2月に会社の設立を予定。4月のサービス開始を目指す。
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