クラウド型CRMシステム「Synergy!」を提供するシナジーマーケティングは10月24日、顧客間で成果を共有できるマーケティングシステム「Synergy!360」を11月上旬に提供すると発表した。
Synergy!360は、データの蓄積や分析、共有ができるマーケティングシステム。自社のマーケティングデータに加え、個人情報を除く他社の統計データや、特定キーワードに関するツイート、Facebook Insightsの実績データなどを抽出して蓄積。それらのデータを独自のアルゴリズムに基づいて分析し、タイミングやコンテンツ、デバイスなど、企業それぞれに最適なマーケティングプランを提案する。
利用するほど成果予測に活用する統計データが蓄積されるため、システム側から提案されるサービスの精度も高まっていくという。今後は、モニタリングした結果についてソーシャルメディアを活用したマーケティング施策に反映できる解析機能も搭載する予定。
サービス開始時は、セキュリティ機能、データベース機能、キャンペーン機能、フォーム機能、ファイル管理機能、ダッシュボード機能などを搭載した無料の「Synergy!360 Free」プランと、Freeプランにメール配信機能やスコアリング機能、アクセス解析機能を搭載した「Synergy!360 STANDARD」プラン(初期費用15万円、月額2万5000円から)を提供する。
また2012年5月上旬には、新たな分析機能を搭載したプランをリリースするとしている。
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