L is Bは9月29日、Twitterのタイムライン(TL)をマンガで表現できるiPhoneアプリの新バージョン「Feel on! 2.0」を公開した。ユーザーのツイートを独自開発の「Social Emotion Engine」にて感情解析し、瞬時に最適なコミックに変換するのが特長。
Feel on!は、4月にリリースされたTwitterクライアントで、新バージョンとなるFeel on! 2.0では、Facebookウォール、mixiボイス、Twitterと3つのSNSに同時に投稿可能な「マルチSNSポスト」、一度に最大20人までダイレクトメッセージを送信できる「マルチダイレクトメッセージ」。さらに、タイムリーに最新イラストがアップデートされる「オートイラスト配信システム」が搭載されている。
Feel on!では、これまで2週間~1カ月ごとにアプリのアップデートとしてイラストを更新してきた。オートイラスト配信システムは、毎回アップデートをしなくても自動的に差分イラストが取り込めるというもので、起動の度に時事的なものに合ったイラストが得られるという。今後はこの仕組みを利用し、個人が書いたイラストをユーザー同士で共有や配信をしたり、キャラクターを持つ企業が特定の顧客に対してイラストを配信したりすることも考えているという。
このほか、Social Emotion Engineの大幅なアップデートにより、従来よりも飛躍的に感情解析が向上したほか、ユーザーインターフェースの改善などを行ったとしている。
Feel on!は、リリースした4月から2週間で7万ダウンロードを計上し、現在も10万を超えるユーザーが利用しているという。6月末に米国サンフランシスコで行われた「SF NewTech JapanNight」にてAudience Vote(来場者投票)で第1位を獲得するなど、米国でも高い評価を得たという。
今後は、北米地域で現地法人の設立準備と英語版Feel on!の開発を進めており、今秋から北米市場を中心に世界8カ国以上の国で展開する予定。
なお、Android版はKDDIの秋冬モデルとして発表された「DIGNO ISW11K(京セラ製)」と「ARROWS Z ISW11F(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)」にてショートカットアプリとして搭載されることが決定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス