東芝は9月29日、軽量&スリム設計の「dynabook R631」などノートPC「dynabookシリーズ」3機種8モデルを、10月上旬より順次発売すると発表した。
「dynabook R631/28D」(市場想定価格15万円前後)は、インテルが提唱する“ノートPCとタブレット端末の性能や機能を兼ね備えた究極のパーソナルコンピュータ”とする「Ultrabook」を製品化したもの。小型・低背部品を基板両面に配置する高密度実装技術や、パームレスト部にひねり対策としてハニカムリブ構造などを採用。
これによりフロント部分で約8.3mm、最厚部でも約15.9mmのスリム設計に加え、重量約1.12kgの薄型軽量ボディを実現している。主なスペックは、Core i5-2467M(1.60GHz)、4Gバイトメモリ、128GバイトのSSD、LEDバックライト搭載の13.3型ワイドHD液晶、約130万画素のウェブカメラ、WiMAX通信モジュール、Windows 7 Home Premium 64ビット版など。駆動時間は標準バッテリで約9時間となっている。発売は11月中旬になる見込みだ。
そのほかのラインアップとしては、専用メガネなしで3D映像を楽しめるグラスレス3DノートPC「dynabook Qosmio T851/D8DR」(22万円台半ば)が10月下旬より、スタンダードノートPC「dynabook T451/59D、T451/57D」(16万円前後~17万円前後)が10月上旬より発売される。こちらはCPUの強化に加え、長時間駆動を実現する大容量バッテリの採用で利便性を向上。また、dynabook R631/28Dを含む全製品には、電力需要のピーク時間帯にAC電源駆動からバッテリー駆動へ切り替える「東芝ピークシフトコントロール」、ワンタッチで節電モードに切り替わる「TOSHIBA ecoユーティリティ」、起動時間を短縮する「東芝高速スタート」機能も搭載されている。
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