シェアゼロは9月28日、同社が提供するオフィススペースのマッチングサービス「SHARE0(シェアゼロ)」の機能拡大を発表した。これまで展開していたオフィススペースのマッチングに、会議室やイベントスペースのマッチングを追加する。
SHARE0は、起業を志す個人やベンチャー企業と、オフィススペースを提供する企業とをマッチングし、無料でのオフィスシェアを実現するサービス。4月よりアルファ版としてサービスを開始し、海外6拠点を含む60拠点で、約500席のオフィス情報を掲載している。
今回の機能拡大では、これまで提供してきたデスクのマッチングに加え、会議室やイベントスペース提供のマッチングを行う。企業が提示する条件を満たせば、企業の会議室やイベントスペースを無料で使うことができる。また、これまでサービスを利用できなかった勉強会やイベントを開催したいフリーランスや大学生にもサービスを提供する。
あわせて、サイト上で過去の利用者をFacebookと連動して見ることができるほか、企業ごとの受入数や、ユーザー属性も閲覧することが可能になるなど、サイト上でも機能を追加している。
シェアゼロ代表取締役の中川亮氏は、「4月のサービス開始以降、起業家だけでなく学生も利用したいという声や、勉強会など、短時間でいいので会議室などを利用したいという声が多かった」とサービス拡大の理由を説明する。シェアゼロでは今後、米国のコワーキングスペースとの連携なども視野にいれてサービスを展開するとしている。
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