ソフトバンクモバイルは9月13日、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた準天頂衛星「みちびき」を活用した実証実験を、北海道網走市にある博物館「網走監獄」で実施すると発表した。実験期間は10月14日~17日で、東京農業大学オホーツクキャンパスの学生などが参加する予定。
今回の実証実験では、携帯電話の位置情報を利用した周辺情報配信サービス「ふらっと案内」と、屋内から位置情報が送信できる「地上補完信号送信機」、みちびきの位置測位情報を活用し、網走監獄において屋内外の位置情報を測位する。
ソフトバンクモバイルのほか、財団法人網走監獄保存財団、北海道旅客鉄道(JR北海道)、社団法人北海道観光振興機構、財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)、IMESコンソーシアムなどの協力を得て実施するという。
また実証実験とあわせて、北海道オホーツク総合振興局、オホーツク管内の市町村、JR北海道が連携した企画も実施する。ふらっと案内を活用して、札幌・網走間のJR車中でデジタルスタンプラリーを行う予定。
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