Facebookは米国時間9月7日、Erskine Bowles氏を取締役会に選任したことを発表した。
Facebookは、Bowles氏を取締役会に加えることで、政治面での大きな影響力を得ることになる。同氏は1993年、Bill Clinton政権において米中小企業庁長官を務めた。Clinton大統領は1994年、Bowles氏を大統領次席補佐官に選任している。その後、Bowles氏は、同大統領の下で大統領首席補佐官を1996年から1998年まで務めている。最近では、Barack Obama大統領が設置した「財政再建のための超党派委員会」の共同議長を務めている。
このような同氏の政治における経験は、Facebookにとって役立つものとなるだろう。成長を続け、事業が複雑になっている同社にとって、ワシントンとの関わりは増えている。2011年に入りアップデートされた米上院のロビー活動に関するデータベースによると、Facebookは、2010年に35万ドル以上をロビー活動に費やしたが、2011年第1四半期には23万ドルを記録したという。2010年第1四半期に同社がロビー活動に費やしたのは4万1390ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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