ノベルは9月7日、データセンター運用および仮想化管理製品群「PlateSpin」の最新版を同日より提供すると発表した。
PlateSpinは、混在環境のデータセンターを対象にした製品群。物理マシンや仮想ホスト上でサーバのワークロードを、プロファイリング、移行、保護、管理できる製品群だ。
今回発表されたのは、ディザスタリカバリやバックアップ向けのアプライアンス「PlateSpin Forge 3.1」、仮想化移行ソリューション「PlateSpin Migrate 9.1」、ディザスタリカバリおよびバックアップソリューション「PlateSpin Protect 10.1」の3製品。
PlateSpin Forgeは、物理および仮想サーバ保護のためのアプライアンス。PlateSpin Migrateは、物理サーバや仮想ホスト、イメージアーカイブ間で、ネットワークを介したサーバのワークロードの移行を自動化するソリューションだ。PlateSpin Protectは、データセンター内で、単一の制御ポイントから仮想および物理サーバを迅速にリカバリする機能を備えたソリューション。
今回のバージョンアップで、「VMware ESXハイパーバイザ」のシンプロビジョニング機能を利用できるようになった。また、ネットワークインフラへの負荷に対処するため、ユーザーが設定可能な「帯域幅制限機能」を搭載したほか、「データ圧縮機能」もワークロード単位で指定できるようになっている。
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