ソニーは欧州時間8月31日、電子書籍端末「Reader」の新モデル「PRS-T1」を発表した。コンシューマエレクトロニクスショー「IFA2011」のソニーカンファレンスで発表したもの。10月に発売予定で、米国市場想定価格は149.99ドル。カラーはWhite、Black、Redの3色がラインアップする。
従来の6インチモデル「PRS-950」の後継機で、 サイズは横110mm×縦173mm×厚さ8.9mm、重さは168g。前モデル(215g)よりも大幅に軽量化され、6インチの電子ペーパーを採用したモデルとしては世界最軽量という。Wi-Fiを搭載し、ワイヤレスを使用して「Reader Store」や「Google Books」から電子書籍を購入できる。内蔵メモリは2Gバイトで、外部メモリはmicroSD。タッチスクリーン機能が向上し、ページめくりやピンチイン、ピンチアウトなどの操作性が向上した。
販売国は、米国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、オランダ、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、ベルギー、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランドの18カ国で現在のところ日本は含まれていない。しかし、2010年12月の発売から9カ月。そろそろ国内でも後継モデルの登場が期待される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」