ハリケーン「アイリーン」は熱帯低気圧に変わったものの、ニューヨーク市からマサチューセッツ州にかけて通過した影響で、400万人が電力を失い、主要なインフラストラクチャが洪水の影響を受けている。
CBSは、ニューヨークでは電話線や電気回線の機能停止が「主要な問題」になっていると伝えている。特に注目されているのが、マンハッタンにあるニューヨーク証券取引所だ。
金融街の本拠地であるウォール街には予備の発電機があり、電力が供給されるという。ニューヨーク証券取引所では米国時間8月29日から取引が行われる予定だが、地下ケーブルの損傷によって取引に影響がでるかどうかは明らかでない。
携帯電話網については、AT&T、Sprint、Verizonの各社が、携帯電話施設の近くに発電機を追加したり移動式の電波塔を展開したりしたため、ほとんどの地域で通信が維持された。ただし、停電のために固定回線が使用できなくなったためもあり、多くの地域で接続が低速になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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