ソニーは8月3日、3D対応の液晶テレビ「ブラビア」ユーザー向けに、3D体験チャンネル「3D Experience(3Dエクスペリエンス)」を開設した。FIFAワールドカップの3D映像などを無料で視聴できる。同日10時から映像配信を開始し、現在約60タイトルを用意している。
3D Experienceは、ブラビアのインターネット動画視聴サービス「〈ブラビア〉ネットチャンネル」のサービスの1つとして開始されたもの。映画、音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなどの3Dコンテンツを配信する。基本的にダイジェスト版となるが、一部のミュージッククリップやサッカーコンテンツなどで、フルバージョンのものも配信される。
現在配信されているのは、開催されたばかりの「FIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会」のダイジェスト版や、「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」のハイライトシーンなど。南アフリカ大会のコンテンツでは、決勝戦や日本 vs. オランダ戦、アメリカ vs. スロベニア戦をフルバージョンで視聴できる。
サッカー以外では「THE世界遺産 3D GRAND TOUR スコータイ」などのテレビ番組、「旭山動物園 2010」などの自然映像、映画のダイジェスト版、ミュージックビデオなどをラインアップする。コンテンツは不定期に更新され、更新のタイミングで削除されるコンテンツも出てくるとのことだ。
対象機種は〈ブラビア〉ネットチャンネル機能を備えた3D対応テレビ。2011年モデルは同日から、2010年モデルは9月上旬から利用できる。
ソニーでは3D Experienceサービスを通じて、3Dコンテンツとテレビのネット接続の普及を推進していきたいとしている。
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