インキュベイトファンド、新規事業創造プログラム「Incubate Camp 2nd」を10月に開催

 インキュベイトファンドは、20代のエンジニアや起業家などを主な対象とした、新規事業創造プログラム「Incubate Camp 2nd」を、10月1日と2日に開催する。

 応募は20代であることに加えて、1年以内の起業を検討しており法人未設立であるか、法人設立後2年未満の経営者であることが条件となる。応募締め切りは8月24日で、一般公募者の中から24名の起業家および起業家志向者を、合宿プログラムへの参加者として選抜する。

 インキュベイトファンドは、ソーシャルメディア関連の開発を行う企業への投資および有望な企業へのグロース投資に特化したベンチャーキャピタル。ファンド総額30億円のうち、25億円をディー・エヌ・エーが出資している。

 同社では2010年末に第1回となるプログラム「Incubate Camp 2010 Fall」を開催。24名の起業家、起業家志望者が参加し、5社の法人が立ち上がった実績を持つ。

 今回のIncubate Camp 2ndでは、選抜された企業家に対する支援メニューを大幅に拡充したという。1泊2日の合宿プログラムののち、最大10名に対して資金提供を行う。条件は以下の通り。

  • 1st Round(自己資金300万円以上を出した場合)
    投資手法:普通株式、投資金額:300万円、時価総額:3000万円(増資後)
  • 2nd Round(マイルストーン達成や事業進捗に応じ、必要な局面で提供する)
    投資手法:転換社債、投資金額:1000万円、時価総額:転換価格は次回ラウンド時株価の50%

また資金提供のほかにも、事業企画やファイナンス、マーケティングなど、起業家に必要なスキルを獲得するための継続的な支援プログラムを提供し、事業立ち上げ可能な状態まで支援する。

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