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フリーランス社会を見据えた帳票管理SaaS「Noroshi」--7-bitesが提供

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 フリーランスや少人数でスタートアップした会社が頭を悩ませる共通の話題、それは財務や給与処理をはじめとしたバックオフィス関連だ。法人登記の諸手続きや労務関連と違い、これだけは毎月決まって発生してくる。開発やサービスの運営に集中したくても、この部分でのトラブルは信用に関わることが多く、ないがしろにできない。

 この問題を解消しようと立ち上がったのが、2010年にスタートアップした7-bitesだ。彼らが7月25日に提供提供を開始した「Noroshi」は、シンプルだがツボをついた帳票サービス。見積りや請求書の作成、送付、担当者とのコミュニケーションから入金の管理までワンストップで提供してくれる。同様のサービスとしては、ゾーホージャパンの「Zoho」があるが、見積りや請求書だけに特化したものは珍しい。

  • Noroshiの入力フォームとカレンダー

 サービスを詳しくみてみよう。まずユーザーはアカウントを作成し、会社や個人の情報を登録する。見積りを作成する際に提供されるフォームはデモを見せてもらったかぎりでは軽快に動いていて、入力にストレスは少なそうだ。完成した見積りや請求書はこのあとPDFとしてメールで相手先に送付することになるため、角印も登録できるようになっている。

 このサービスのおもしろい点はここからだ。完成した見積りや請求書を送付する際、コメントが入れられるようになっている。このコメントはNoroshi上で管理できるので、相手とのコミュニケーションがメールに埋もれることがない。こういった経理処理でやりとりするメールは忘れがちだが、連絡数が多くなったときこの機能は重宝するのではないだろうか。

  • クライアントの新規登録画面

  • 完成した見積もりなどにメッセージを入れることも可能

 また、請求した金額の入金日などについてはカレンダーで確認できるので、月初や月末といったように、ある程度決まったタイミングでチェックすればミスも減るだろう。なお、重要なデータだけに「暗号化やセキュリティ面は十分注意している」(7-bites)とのこと。

 Noroshiを設立したのは、エンジニアでファウンダーの澤田翔太氏とデザイナーで共同ファウンダーの中野論一氏。澤田氏は現役の慶應義塾大学の学生で、その他のメンバーもほぼ同世代。実は澤田氏については以前取材したWondershakeの鈴木仁士氏からも話を聞いたりしていた。エンジニア中心の若くて(学生とは限らないが)コンパクトなチーム構成は最近の元気なチームによく見かける。

 澤田氏は、これからの世の中について、「ますます“個”が尊重される時代になる」と語る。そんな時代に役に立つサービスを作りたいという思いが、Noroshiのリリースにつながったという。「人が使えるリソースは限られている。人生の無駄をなくしたい」(澤田氏)。新卒で就職活動、企業へ入社するという選択肢を選ばず、自ら社会というフィールドで学ぶことを選んだ彼らしいコンセプトだと感じた。

 サービスは、登録できる会社数やプロジェクト数に応じて無料版から有料版までいくつかのプランがある。バックオフィス業務に煩わしさを感じていた方々に、ぜひ試してもらいたい。

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