富士フイルムは7月20日、画像保管サービス「マイフォトボックス フォトプレミアムサービス」を開始した。利用料は月額390円。
厳重なセキュリティシステムで管理された国内2カ所のサーバに画像データを保管するほか、画像データを記録したDVDを定期的に届けてくれるのが特長だ。2カ所の保管サービスとDVDによる3重のバックアップ体制で、大切な画像データの消失リスクを抑えられるとしている。
アップロードできる容量は10Gバイトまで。容量の追加により100Gバイトまで保存可能だ。撮影年月日やイベント、被写体ごとにジャンル分けし、フォルダ別に管理できる。利用開始から12カ月が経過するごとにその期間にアップロードされた画像データをDVDにして自宅に届けるとしている。さらに、画像データのプリントを促進するため、6カ月ごとに「フォトブック」作成クーポンが配布される。
同サービスの開始に合わせて、スマートフォンやPCから手軽にアクセスできるアプリケーションソフトも提供されている。スマートフォン向けにはiPhone版とAndroid版が用意されており、アプリからも撮影した画像データをアップロードできる。
このサービスは、災害や不測の事態に備えて、大切な思い出を記録した画像データをインターネット上に保存したいというニーズが高まっていることを受けたもの。東日本大震災を経て写真の価値や大切さが再認識されており、安心して保管できる環境を提供することが富士フイルムの重要な使命としている。
なお、サービス開始を記念し、9月30日までに申し込むと先着1万名を対象に10月31日までのサービス利用料が無料になるオープニングキャンペーンを実施中だ。
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