ウェブサービスを開発するエンジニアユニット「tinymonks」は7月19日、iPhone向けの無料ソーシャル家計簿アプリ「Zaim」を公開した。英語、日本語の2言語と、世界の19種類の貨幣に対応している。
Zaimは「インターネットにつながる家計簿」として、プロフィールが近いユーザーと匿名でお金の使い道を比較できるソーシャル機能が特長。支出の内容をTwitterでつぶやいたり、Facebookのスポットと連動して、どこでいくら使ったかを共有したり、外部のソーシャルネットワーキングサービスと連携できるようになっている。また、支出を登録するたびにスタンプがもらえるなど、続けられる工夫も盛り込まれている。
今後は外部サービスからZaimを閲覧、入力できるOAuth APIをリリースする予定。このAPIにより、Zaimに登録した支払情報を別のアプリから閲覧したり、購入完了メールから金額部分を抽出して自動的にZaimへ登録したりできるようになる。エンジニアを対象に先行登録を受け付けている。さらに秋頃にはAndroidアプリをリリースする予定だ。
なお、tinymonksはエンジニアの閑歳孝子氏が代表を務める。Zaimは4月15日に開催されたイベント「Teclosion」で優秀賞とKDDI賞を受賞した。
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