ロゼッタストーン・ジャパンは7月7日、語学学習ソフトの最新版「Rosetta Stone Version 4 TOTALe」がiPadアプリからも利用できるようになったことを発表した。
iPadアプリの名称は「TOTALe Companion HD」。TOTALeの利用者を対象としており、App Storeから無料でダウンロードできる。TOTALeのうち、基本プログラム「Rosetta Course」の会話、リスニング、読解などの主要トレーニングをカバーしている。iPadならではのタッチ操作で語学の問題に回答でき、Rosetta Stone独自の音声認識機能を活用した発音練習も利用できる。
TOTALe Companion HDはWi-Fi環境で利用する。iPadアプリにはPC版の学習状況が引き継がれるという。TOTALe Companion HDはTOTALeが対応している24言語のうち、アイルランド語、アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語を除く20言語に対応している。
ロゼッタストーン・ジャパン代表取締役社長の塩濱剛治氏によれば、日本のRosetta Stoneユーザーのうち44.9%がiPadを保有しているという。同社はiPadアプリを提供することで、ユーザー満足度を向上させられると期待している。
今後はネイティブスピーカーとのオンライン会話レッスン「Rosetta Studio」をiPadに対応させ、Android端末向けアプリも提供する計画だ。
ロゼッタストーン・ジャパンは7月1日よりRosetta Stone Version 4 TOTALeの価格を、7万9800円から5万4800円に値下げした。Rosetta Studioなどのオンラインサービスの利用期間を従来の15カ月から3カ月に短縮したことで大幅な値下げを実現できたとしている。オンラインサービスの期間延長は別料金で契約できる。
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