ハイパーインターネッツとリバースプロジェクトは6月22日、ハイパーインターネッツのクリエイター支援サービス「CAMPFIRE」の仕組みを利用した、東日本大震災の復興支援サイト「元気玉プロジェクト」を開始した。
CAMPFIREは、クリエイターが新しく個人のプロジェクトを立ち上げる際に、小口の資金援助をしてくれるファンを集めて、まとまった創作活動資金を得られるようにするサービス。
募集期間内に目標金額を達成すると、集まった支援金がCAMPFIREからクリエイターに創作活動費用として支払われる。目標額に達しなかった場合、支援金はファンへ全額返金される。ファンは支援の見返りとして、成果物や限定ノベルティグッズを受け取れるほか、プロジェクトの進捗状況を限定公開ブログや動画で閲覧できる。
元気玉プロジェクトでは、このCAMPFIREを利用して、東日本大震災の復興支援に関連するプロジェクトの立案者が、プロジェクト実現のために必要な費用をプロジェクトに共感した不特定多数の支援者から少額ずつ集めるための仕組みを提供する。
サービス開始時点では、「~みんなの力で~ 東北元気玉弁当プロジェクト」と、「避難所や仮設住宅にみんなが集まれる場所を〈ちゃぶだいプロジェクト〉」の2つのプロジェクトについて支援金を募る。
今後は、石巻市雄勝町地域コミュニティバスのオーナー募集や、避難所や仮設住宅へのハンモック設置などについて支援を呼びかける予定だとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス