クーポン共同購入サイト「LUXA」を運営するルクサは6月16日、クーポン共同購入サイトの国内市場に関する調査結果を発表した。
2011年5月の推定月間総売上高は28億5000万円で、過去最高を記録した前月に比べ11%減少した。サイト別では、Grouponとポンパレの上位2サイトの売り上げが減少したが、一方で2番手サイト(3位~10位)はほぼすべてのサイトが前月比増加となった。総売上高の95%をこれら上位10サイトで占めており、寡占化の状況に変化はない。
ルクサ代表取締役の南壮一郎氏は、「2011年5月の調査結果を見ると、推定総売上高が過去最高を記録した4月からやや減少した。大型連休の影響や、いくつかの上位サイトが4月に大規模キャンペーンを行い、過去最高の売り上げを記録したことの反動があったものと考えられる。上位サイトの傾向として、レストランなどの飲食店やエステなどのローカルディールに加え、全国販売可能な物販や単価の高い旅行系のクーポンを強化したサイトが健闘している」とコメントしている。
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