20カ国で利用できるQ&Aサイト「ARIGATO」、リニューアルで細かな地域の質問にも対応

岩本有平 (編集部)2011年06月07日 10時53分

 オウケイウェイヴは6月6日、ソーシャルQ&Aサイト「ARIGATO」のリニューアルを実施した。

  • 「ARIGATO」のトップページ。各地域への質問が世界地図にマッピングされる

 ARIGATOは、20カ国語で利用できるQ&Aサイト。2010年3月よりFacebookアプリとしてサービスを提供してきたが、リニューアルにあわせて独自サイトでの運営を開始した。また、リニューアルのコンセプトを“言葉の壁を越えて最新の情報が得られるサイト”として、国や州、都市といった細かな地域区分でQ&Aのカテゴリを用意。国全体についての質問から、ある国の1都市の細かな話題まで、異文化間で幅広い質問をやりとりできるとしている。

 またユーザーは、訪れたことのある国や地域、コミュニケーションできる言語などを登録できるようになった。これによって、自身の訪れた地域の質問を見つけることが容易になったほか、ユーザーの顔が見えるコミュニケーションができるという。

  • Q&Aのページ

 投稿する質問は自動翻訳できるほか、質問者の言語と質問先地域の言語を理解する第三者が翻訳文を掲載するといったこともできる。さらに、質問への回答とは別にコメントの投稿が可能になったほか、感謝の意を表す「ARIGATO」ボタンを用意した。

 サービスの利用は無料。ログインにFacebookのアカウントを利用してソーシャル性を前面に出すことで、同社の主力サービスであるQ&Aサイト「OKWave」との差別化を図るという。

 オウケイウェイヴでは今後、海外から人を呼びたい自治体などと組み、ARIGATO上でのキャンペーンなどを実施することで事業の収益化を目指す。

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