日立マクセルは5月24日、カセットHDD「iVDR」に対応したレコーダー「VDR-R2000」を発表した。250Gバイトの内蔵HDDを備え、デジタル放送のダブル録画にも対応する。発売は6月25日。店頭想定価格は4万円前後になる。
VDR-R2000は、地上、BS、110度CSデジタルチューナを2基備え、ダブル録画を実現したiVDRレコーダーだ。250GバイトのHDDとiVDRスロットを搭載し、日立マクセルでは「録画時間を無限に増やせる」としている。
録画はMPEG-4 H.264による長時間録画「TSX24」モードを搭載し、内蔵HDDに最大約594時間の録画が可能。ダブル録画時は、片方の録画のみTSX24モードを使用できる。
日立マクセル商品開発本部本部長の松岡建志氏は「iVDRレコーダーの良さを広げていきたいと思い、今回の製品を発表した。ヘビーユーザーを含め、HDDレコーダーを使っている人すべてにアピールしていきたい製品。ビデオのように使ってほしい」と、拡販に向けた商品であることをアピールした。
録画番組履歴から独自のアルゴリズムを用いてユーザーの好みの番組を推薦する「おすすめ番組機能」、Gガイドの注目番組が最大1カ月先まで表示される「Gガイド注目番組」、タレント名やキーワードから録画番組を検索する「キーワード自動録画機能」を備え、番組検索をサポート。さらに録画した番組は、内蔵HDD、iVDR別に番組名、未視聴、ジャンルなどによってフォルダ分けされる「ワケ録」機能も備えた。
ホームネットワーク上にある対応機器から、VDR-R2000内の録画番組を視聴できるDLNA機能を装備。対応のBlu-ray Discレコーダーに接続すれば、録画済み番組をBlu-ray Discに保存することも可能だ。
「テレビ版Yahoo」のほか、「TSUTAYA TV」「Nikon my Picturetown on TV」「アクトビラ」などへのネット接続に対応。アクトビラでは、内蔵HDDへの「アクトビラビデオ・ダウンロード」も利用できる。本体にはSDカードスロットを備え、メモリカード内の静止画やAVCHD動画の再生が可能。3D録画、再生にも対応する。
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