東芝は5月16日、地上/BS/110度CS対応デジタルTVダブルチューナ搭載のノートPCなど個人向けPC「dynabook」シリーズ7機種33モデルを5月20日より順次発売すると発表した。
今回発表された夏モデルで注目したいのは、地上/BS/110度CS対応デジタルTVダブルチューナを搭載したノートPC「dynabook Qosmio T751」(市場想定価格18万円前後、6月上旬発売)だ。2番組同時録画はもちろん、ワンタッチで約24%を節電する機能や、事前に設定した電力需要のピーク時間帯に自動でAC電源駆動からバッテリ駆動へ切り替えるピークシフト機能を搭載している。
スリムコンパクトノートPC「dynabook R731」(12万円前後~、5月中旬発売)はピークシフト機能に加え、プログラム処理の最適化で起動時間を大幅に短縮する「東芝高速スタート」も搭載。HDDモデルでは、通常起動との比較で約25秒短縮し約20秒で起動するほか、SSDモデルでは約12秒の高速起動を実現した。また、スタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T551/T6C」(16万円前後、6月上旬発売)は、大容量バッテリパックと地上デジタルTVチューナを搭載し、停電時など電源供給がない環境でも連続で最大約5時間のテレビ番組視聴が可能となっている。
2011年夏モデルでは、液晶の輝度やCPU性能などをワンタッチで省エネモードに切り替えられるハードウェアキー「ecoボタン」を採用。4月20日発表の「dynabook Qosmio T851」を含め、6機種22モデルに搭載されている。その他のモデルでも、ソフトウェア上からワンクリックで省エネモードへの変更が可能だ。また、6機種22モデルがピークシフト機能にも対応している。
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