電車で移動中、9割が携帯電話やスマホを利用

 アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は5月11日、マクロミルモニタ会員の男女800名に対して実施した「電車利用に関するアンケート」の調査結果を発表した。

 調査によると、電車での移動時間中に「携帯電話やスマートフォンを見たり触ったりしている」人は全体の88.4%だった。具体的に何をしているかという問いには「メールの読み書き」(84.0%)、「ウェブサイトを見ている」(54.3%)、「乗換案内情報を見ている」(52.6%)などの回答が多かった。

 携帯電話やスマートフォンで位置情報(GPS)連動機能やアプリケーションを利用する頻度は、50.4%が「週1回以上」と回答した。また、全体の86.3%が「月1回以上」と回答しており、ほとんどの人が何らかのGPSサービスを利用していることがわかった。利用しているGPSサービスは「地図情報」が85.1%、「天気情報」が62.9%、「店舗情報・クーポン情報」が45.8%だった。

 初めて行く駅や目的地に到着した際に、あったらいいなと思う携帯電話サービスは何かという質問に対しては、「駅周辺で使える『お得なクーポン』が自動的に携帯電話へ届く」が51.5%で最も多く、続いて「駅周辺の『穴場情報やクチコミ』をチェックできる」が46.6%、「駅周辺の『おすすめイベントやスポット情報』を知ることができる」が46.1%だった。

 また、初めて行く駅や目的地の周辺情報の情報源として信頼度が高いものは何かという問いには、過半数の50.9%が「友人や知人からのクチコミ」を挙げ、「ニュース、報道」が43.4%、「インターネット掲示板への書き込み(Yahoo! 知恵袋、食べログなど)」が41.4%だった。

 GPS機能の利用にあたって自分の位置情報をサービス主体に提供する際に、安心感があるのはどのような場合か、と問うと「大手企業や自治体が提供している場合」(63.5%)と「サービス名が有名な場合」(61.3%)の2つに回答が集中した。

 調査期間は3月10日~22日。調査対象は全国在住の12歳~49歳。男性400人、女性400人の計800人。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]