オーシャンブリッジは5月10日、スペインのZyncro Techと独占販売契約を締結し、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とファイル共有を融合させた企業向けクラウドサービス「Zyncro」の提供を開始した。
ZyncroはTwitterやFacebookのようなリアルタイムコミュニケーションと、Dropboxのようなファイル共有、同期を企業内あるいは企業間のクローズドな環境で実現するためのツール。主な機能は以下の4点。
オーシャンブリッジ代表取締役社長の高山知朗氏は、「エンタープライズビジネスにSNSの要素が加わると業務効率が上がる可能性がある」と語る。メールなどの一方通行の伝達では起き得なかった、草の根での情報共有やコラボレーションがZyncroの導入によって実現するという。
Zyncroは5ユーザー、ストレージ容量1Gバイトまでは無料で利用できる。それを超える場合は、1ユーザーあたり月額700円(10Gバイトのストレージ容量含む)からの有料プランが適用される。プライベートクラウドやオンプレミスでの提供も可能だという。
オーシャンブリッジはZyncro事業の売上目標を2011年度2200万円(導入社数100社)、2012年度は1億6000万円(同260社)、2013年は3億9000万円(同376社)としている。
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