さいたま市とその周辺地域における観光、コンベンション事業の振興を図る社団法人さいたま観光コンベンションビューローは、さいたま市大宮盆栽美術館監修のもとiPhoneアプリ「つい、盆栽。」を公開した。
つい、盆栽。は、さいたま市の各スポットを訪れながら自分だけの盆栽を育てる育成ゲーム。さいたま市の施設の割引や店舗のクーポン情報なども発信する。
iPhoneの画面にCGで表示された盆栽に、水をあげたり、埃を取り除いたりすると盆栽が育つ。盆栽は8パターンあり、さいたま市内で観光スポットを訪れてオリジナルアイテムなどを入手することで、自分だけの盆栽に成長する。手入れを怠ると盆栽に蜘蛛の巣が張ってしまう。
Twitterと連動し、自分の盆栽に話しかけると、育成が早く進行する機能もある。ただし、話しかけるのは1日1回までに制限されている。5月下旬にリリースされるバージョン2では追加料金を払えばツイート回数の制限を解除できる機能を検討しているという。そのほか、英語への完全対応を予定している。
また、つい、盆栽。のアプリ画面を店頭で見せると「生ビール一杯無料」「粗品をプレゼント」「ランチドリンクサービス」といったサービスが受けられるクーポン情報も提供する。すでに10件ほどの協賛店が集まっているという。
4月26日夜に銀座Apple Storeで開催された記者会見では、さいたま市長の清水勇人氏が冒頭で挨拶した。「さいたま市には大宮盆栽村がある。関東大震災で東京の盆栽屋が移転してきた。国内、世界中からも注目されている盆栽郷になっている」とさいたま市をアピールした。
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