アプリケーション開発プラットフォームを提供するAppceleratorは米国時間4月26日、同社のクロスプラットフォーム開発ソフトウェア「Titanium」のユーザー2760人を対象にした、モバイル開発に関する意識調査結果を発表した。この調査は4月中旬、市場調査会社IDCと共同で行われた。それによると、Appleを追う「Android」に対する関心は他のOSの追随を許していないものの、断片化やタブレットの売り上げに関する懸念から、頭打ちになっているという。
モバイル開発者の関心を最も多く集めているのは依然としてAppleで、「iPhone」と「iPad」向けのソフトウェア開発に「大いに関心がある」と答えたのは、それぞれ1月から1ポイント減の91%と86%だった。Android搭載スマートフォンは2ポイント下がって85%、Android搭載タブレットは3ポイント下がって71%だった。Microsoftの「Windows Phone 7」は「Blackberry」を抜いて第3位となったが、関心はどちらも大幅に下がっており、それぞれ29%と27%となっている。
この調査では、モバイル開発者の大きな関心事である断片化についても尋ねている。AndroidのOS断片化(複数バージョンへの対応)を最も懸念している開発者は21%だった。しかし、断片化について最も懸念が寄せられているのはAndroidではなかった。首位はiOS向けのObjective-CやAndroid向けのJavaを使用したプログラミングなどに関するスキルの断片化で、33%の開発者が懸念しているとした。第2位はOSの断片化で、22%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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