ユビキタスエンターテインメント(UEI)は4月17日、スマートフォンのブラウザで動作するHTML5/JavaScriptベースのゲームエンジン「enchant.js」のベータ版を無償で提供開始した。
enchant.jsはスクロールマップや当たり判定、仮想パッドなどを用いたJavaScriptによるゲームプログラミングが可能なゲームエンジン。iPhoneとAndroid端末の両方で動作するゲームを制作できる。
MITライセンスとGPLライセンスのデュアルライセンスで提供され、ユーザーが自ら開発したゲームを自由に再配布できる。誰でもゲームを作れるように、UEIが過去に開発したゲームの画像素材データをすべて無償で提供するとしている。
UEIは、enchant.jsを提供することで、1人でも多くの青少年にゲームプログラミングを体験してもらうことを目指している。また、5月1日からディーツー コミュニケーションズと共同開催する青少年プログラマー育成のためのコンテストプログラム「9leap」への参加のハードルを下げたいとしている。
今後は、enchant.jsをベースとして専用のマップエディタやプラグインなども開発するとしている。法人向けにはenchant.jsの有償ライセンスの販売と有償サポートの提供を予定している。
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