レノボは3月29日、インテルのインテルの最新Core iシリーズプロセッサを搭載した「ThinkPad X220」「ThinkPad Tシリーズ」「ThinkPad Lシリーズ」「ThinkPad W520」の4シリーズを発表した。同日より順次発売する。
ThinkPad X220は、Core i5-2520Mプロセッサ、ディスプレイは12.5型HD TFT液晶を搭載。ボディはラッチレス構造を採用したほか、キーボードのデザインをW/T/Lシリーズと統一してより使いやすくするなど、さまざまな改良を施したとしている。駆動時間は、最大約8.9時間、重さは1.46kg。
起動時間の短縮などPCのパフォーマンスを高めるレノボ独自のテクノロジ「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」を搭載。省電力マネージャは、電気消費量を削減できる「ピークシフト機能」を持つ。バッテリからPCを駆動するか、ACアダプタからPCを駆動するかのスケジュールを設定でき、電力消費量がピークに達する時間帯の電気の使用を自動的に避けられるとしている。
ダイレクト販売価格は、Core i5-2520Mプロセッサに2Gバイトメモリ、250GバイトのHDDを搭載した「4290RW5」が19万5300円、Core i5-2520Mプロセッサに4Gバイトメモリ、320GバイトのHDDを搭載した「4290RW4」が19万6350円。
ThinkPad Tシリーズは、14.0型ディスプレイを搭載した「ThinkPad T420」、14.1型HD+TFT液晶を搭載した「ThinkPad T420s」、15.6型ディスプレイを搭載した「ThinkPad T520」などを追加。
T420、T520のCPUは、Core i5-2520MプロセッサまたはCore i3-2310Mプロセッサ から選択可能だ。Xシリーズと同様にLenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7とピークシフト機能を搭載。オプションとしてSSDを選択するとアプリケーションの高速起動を可能にする「Lenovo RapidDrive SSD Technology」が利用できる。重さは、T420が約2.24kg~、T520は2.6kg~。
ダイレクト販売価格は、Core i3-2310Mを搭載した「ThinkPad T420i」(4177RZ8)が12万9150円、Core i5-2520Mを搭載した「ThinkPad T520」(42404QJ)が18万1650円~。
このほかにも、企業向けメインストリームノートPCとしてThinkPad Lシリーズと15.6型のモバイル・ワークステーションThinkPad W520を発表。
ThinkPad Lシリーズは、14.0型16対9ワイドHD TFT液晶を搭載した「ThinkPad L420」と15.6型16対9ワイドHD TFT液晶を搭載した「ThinkPad L520」の2製品が追加された。いずれもCPUとしてCore i7-2620Mプロセッサ、Core i5-2520Mプロセッサ、Core i3-2310Mプロセッサなどから選択可能だ。ダイレクト価格は、Core i3-2310M プロセッサを搭載したThinkPad L520(7859RZ8)が11万4450円~。
ThinkPad W520は、LEDバックライト付15.6型FHD+TFT液晶を搭載。主要なワークステーションISVの稼働保証認定を受けた製品で、金融、ハイエンドCAD/CAM/CAE、3D DCC、ビデオやオーディオなどの業界に携わる人に向けたもの。Core i7-2620Mプロセッサ、Core i5-2520Mプロセッサが選択できるほか、NVIDIA社の高性能GPUを搭載し、最大32GバイトのDDR3メモリを搭載可能とするなど拡張性が高いのが特長だ。ウェブからCTO(注文仕様生産)でのみ購入できる。
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