町役場ごと一時避難の福島県双葉町が悲鳴--PC提供求む

別井貴志 (編集部)2011年03月24日 12時29分

 原子力発電所の地元で、福島第1原子力発電所の避難指示地域にある福島県双葉町の住民約1200人が、さいたまスーパーアリーナへ町役場の機能ごと集団で一時避難している。

 この避難先では、一般社団法人 情報環境コミュニケーションズが中心となり、オープンソースのボランティアがPCやインターネットの環境を整備するなど支援している。その状況などは、「大丈夫! 双葉町!! ソーシャルネットワーク & オープンソースの底力」を参照してほしい。

4月1日以降は、加須市の旧県立騎西高校跡地と決まりました。 地震、津波、原発と、避難所を転々とした住民の皆さんも、とりあえずは落ち着いて一緒に過ごせる場所が決まったとあって、少しはホッと一息つけるのではないでしょうか。

ぜひ、PCも救援物資として、職員全員、避難者、そしてお子さん達が通う学校などに寄贈できるように働きかけていきたいと思っています。

 しかし、実は町役場の機能を万善にするにはほど遠い状況にあり、ボランティア活動をしている方々が、PCの提供について広く協力や支援を求めている。

現在PCが4台しかなく、町役場の機能を立ち上げるためにはPCが足りません。PCは計80台ほど必要となりますが、まずは2007年製以降のPCで、ノートPCが25台、デスクトップ機が10台必要とされています。

サポート上、同一機種のものがまとまって手に入ることが望ましいようです。

このPCの機材提供にご協力をお願いいたします。

 協力、支援に関する問い合わせ先は、以下のとおり。

□連絡先:PRクエスト(株) 菊池泰功
(一般社団法人 情報環境コミュニケーションズの代理サポート)
□メール:info@pr-quest.jp

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