東京電力は3月22日、計画停電のグループ分けをさらに細分化し、3月26日(土)をめどに新グループで実施すると発表した。現在の5グループを、それぞれさらに5グループずつに分けて、合計25グループにする。
これにより、同じ対象地域内で停電する場所としない場所があるという不満や不公平感に対処すると共に、停電対象地域をこれまで以上にわかりやすくする。
東京電力によれば、「例えば、電力需給が逼迫している場合はグループ単位で停電するが、春は電力需給逼迫が一時的に改善されるため、グループの一部に停電地域を限定するケースが増えると考えられ、今回こうした見直しを行った」としている。さらに、「グループの一部のみを停電した場合、次回は停電しなかった顧客から順番に停電していくなど、不公平が生じないような取り扱いをする」という。
なお、具体的な細分化は地域で分けるのか、電力需要別に分けるのかを検討したうえで、実施までに公表する見込み。
また、新たに25グループに分けることに伴い、計画停電を実施する可能性を見極められるように、以下の例のような予報マークが導入される予定だ。
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