スカパーJSATは東日本大震災の被災地に対し、衛星通信サービスを支援すると発表した。災害復旧のための各機関の利用を最優先して衛星中継を割り当てているという。
衛星中継機を割り当てているのは、警察庁、防衛省、通信キャリア、米軍など。また東北電力をはじめとする電力会社間の利用帯域の融通に関しては、積極的に支援するとともに、スカパーJSATが保有するSuperbird-B2衛星の空き帯域を優先的に割り当てているとしている。
一方、超小型地球局を利用した衛星通信ネットワーク「VSATサービス」については、保有する超小型可搬地球局を支援要請に応じて随時貸し出すとのこと。これにより、被災地から電話だけでなくインターネット/ビデオなどの通信が可能になるとしている。あわせて同社では5000万円の義援金を寄付ことも発表している。
◇震災関連情報まとめ
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