ネットレイティングスは3月3日、ニールセン・オンラインが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2011年1月のデータを発表した。
調査によると、アパレル専門のECサイト「ZOZOTOWN」の訪問者数が2010年12月から2011年1月にかけて大幅に増加していることがわかった。
2011年1月は毎年恒例となっている冬季セールによって、前年同月の284万人と比較して約1.4倍の規模となる400万人超の訪問者を獲得した。2010年12月には冬季セールのキャンペーンをテレビCMや会員向けのメールニュースなどで行ったこと、2010年11月下旬に提携を開始したYahoo!ショッピングからの流入が加わったことなどが影響し、大きく訪問者数を伸ばした。
ネットレイティングスのシニアアナリストである鈴木成典氏は、「数年前まで、アパレルブランド業界はオンラインへの進出、特にECへの取り組みが進んでいない業界だった。個々のブランドがECサイトを始める際に、サイトの構築や運営、商品の流通などが高いハードルとなっていた。そのような問題を解消する手段として、ZOZOTOWNはブランドからの支持も大きいのではないか」と述べている。
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