TiVoは米国時間2月4日、企業各社がテレビにおける自社ブランドの広告効果を測定できる無料のツール「Ad Scorecard」を公開した。このプラットフォームの狙いは、TiVoユーザーが各社のCMを実際に視聴しているかどうか、また、ユーザーの注意を引き付けるうえでこれらの広告にどの程度効果があるかといった情報を、ブランドマネージャーやマーケティング担当者に提供することだ。
TiVoで広告およびリサーチセールス担当バイスプレジデントを務めるTara Maitra氏は、声明で次のように述べた。「当社は、すべてのマーケティング担当者が、より優れた評価指標を自社の意思決定プロセスに容易に組み込めるようにしたいと考えており、この使いやすいウェブツールは、人々がわれわれのデータの価値をより広く理解するうえで役立つ素晴らしい方法だと確信している」
TiVoのデータは、マーケティング担当者に恩恵をもたらす可能性がある。TiVoは現在、マーケティング担当者向けに「Stop||Watch」というサービスを提供している。これは、顧客から匿名のデータを収集して、ユーザーがどのCMを早送りし、どのCMを実際に視聴しているかを確認するサービスだ。TiVoによると、「今日では、テレビを視聴する家庭の40%にデジタルビデオレコーダー(DVR)がある」ため、こうしたデータを秒単位で収集するStop||Watchは、マーケティング担当者向けにユーザーの活動をより正確に提示するツールの1つになっているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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