富士通東芝モバイルコミュニケーションズは2月2日、KDDIが発売するスマートフォン「REGZA Phone IS04」とフィーチャーフォン「T006」に関する発表会を開催した。
その中で、REGZA Phone IS04は2月10日以降に発売すると明かした。KDDI 取締役執行役員常務 コンシューマ事業本部長の湯浅英雄氏は、2010年11月に発売したスマートフォン「IS03」を振り返り、「発売日までに30万台以上の予約があり、予約しないと買えない状態になり不便をかけた。KDDIとしては、今回は予約活動をしていない。販売店に来ていただいたお客様からお渡ししたい。それでも、販売店が断れずに受けた予約が積み重なっており、内々で6〜7万台ぐらい」と好調であることをアピールした。
価格については、毎月の利用料金から一定金額を割り引く「毎月割」をIS04にも適用し、「お求めやすい価格になる」とした。
富士通と東芝は、2010年10月1日付けで、富士通傘下の新会社、富士通東芝モバイルコミュニケーションズを発足。スマートフォンを付加価値や総合サービスの核として展開するという。
富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 取締役副社長の木原茂氏は、「国内ビジネスは、お互いこだわっているところをマッピングすると、強い分野がうまく棲み分けられており、うまい具合に補完関係にあることがわかる。商品レパートリーを広げられる」と意気込む。
東芝と富士通の技術を融合させ、(1)クラウド連携やLTEなど「ブロードバンドリーダー」、(2)新しい形状やデザインコラボなどの「デザイントレンドリーダー」、(3)カメラや画像エンジンなど「ケータイテクノロジーリーダー」の3つを柱に、事業を強化するとしている。
今後、フィーチャーフォンとスマートフォンの販売比率について、「現状、スマートフォンは売れているが、全体でいえばフィーチャーフォンのほうが売れている。両方とも大切で、両方の商品を開発していく。難しいが、これから半々くらいになっていくだろう」(富士通執行役員 常務 兼 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の大谷信雄氏)と予測した。
IS04のイメージキャラクターとして、新たに俳優の三浦春馬氏を採用。2月4日から全国でCMを開始する。会場には三浦氏が登壇し、「映像がキレイで嬉しい」とアピールした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」